守りを固めすぎても駄目ってこったな。
つーことで足止め続行中。
なんかもう慣れたぜいい加減。

こっちはこっちで歌のおかげで長いこと戦ってられたんで
ストレス解消は出来てるせいもあるかな？

おかげさんで精霊魔法ももう1ステップ踏めたしな。
今度は“力”を補助に回した速射。
威力はちっと落ちるけども取り回しは今んとこ、こいつが一番だ。
溜めが要るのはどうしても手が止まっちまうんでそこのカバー的にも良い感じだ。

欲を言やぁ、まとめてぶっ飛ばせるのが欲しいんだけどな。
こう、ガーッと大雑把に始末出来るよーなやつ。
ゾンビの群れの相手とかマジめんどくせーし。

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「ほう、波に続けて風も手繰るようになったかね。君は案外、スジが良い。」

「……なんだよそれ。褒めてんのか？」

「ふふ、褒めてるんだよ。私が想定していたよりも遥かに順調だしね。
　だが、大変なのはこれからだ。ここまでは基礎みたいなものだから。」

「………あっ、そ。」

「まあ、今はしっかり基礎を固めておきたまえよ。
　射撃の方の練習もあるのだろう？」

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……そうだよ、射撃の方ももうちっとなんとかしねーと。
コンファイン申請、出しとかねーとなぁ。