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屍貴族が参加している定期更新型についての雑記。
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漆黒の虚空の中、黒とオレンジに染め上げられた機体のツインアイが光る。
タイプ.X0 ───所謂、プロトタイプだ。
機体は大破し、各部から火花を上げているがそれでも尚、獲物を探し求めていた。
センサーに反応、以前まで乗っていたタイプ。色も同じく黒系統だ。

先ずは黒い機体の盾を撹乱幕ごとビームで撃ち抜き、破砕。
続けてライフルで連射。
だが、盾と砲身に防がれて機体には届かず。
更に一撃を加えようとトリガーを引く



[00:31]─Time Over.─


戦闘時間終了の表示。同時に、シートのロックが解除される。
ゆっくり上がっていくガードを蹴り飛ばして少女が苛立たしく立ち上がると
勢い良く外したメットを壁に叩き付けた。

「……ファック!!」 

結局撃墜ゼロかよ。シケてやがる。
撃墜されなかっただけマシなものの、スカッとしねぇ。
今シーズンもこれで終わりか。
まぁ、成績はそこそこだったんじゃねーかな。
エースとしての仕事はしてたはず。
悪くは無ぇ。気付けば随分と刺激も薄くなっちまってたけど。
とりあえずはボスん家でぱーっと打ち上げだな。

書類に書き込みを済ませるとドアを開け、表通りへと──
……出れなかった。そこは暗闇で。

どこだよ、ここ。おぉい!?
なんか銀髪の女がごちゃごちゃワケわかんねーコトくっちゃべってやがる。
はァ?
マジでワケわっかんねェ。
ラリってんのかこいつ? ガンギマリ?

一方的な説明が終わって解放されるとまたなんつーか
ファンタジーな格好の兄ちゃんのレクチャーがはじまりやがった。
なにそれ、ブラッドソード?


ぁー……うん、まぁ、要はここで兵隊として暴れりゃいーンだな?
そーいう荒事は嫌いじゃねーから良いけどよ。
どうにかしねーと帰れねーならまぁ、ヤるしかねーか!!
腐っててもしゃーねーしな。

……あっれ?
待てよ、これじゃ来期のエントリー出来ねーじゃねーか!?
ちょ、やっべ、登録抹消かよ……ファック!!


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・六命:サクラリッジ(143)
・精霊:ルスキニア(425)
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